荷主の環境意識の高まりを背景に、従来型の船舶用燃料に比べて環境負荷の低い代替燃料に対応した船舶の発注が増加している。2024年には新たに代替燃料船600隻が発注され、発注残は前年より50%以上多い1737隻にまで拡大した。重油に代わる代替燃料としては ...
北海道ガスは7日、北海道苫小牧市に新たに液化天然ガス(LNG)の受け入れ基地の建設を検討すると発表した。2025年度中に詳細を詰める。投資額は数百億円になるとみられる。早ければ30年代前半に運用を始める。次世代エネルギーとして期待される水素や合成メタ ...
船舶に燃料の液化天然ガス(LNG)を海上供給する事業が25日、下関市の人工島・長州出島で始まった。LNG燃料船は重油で航行する船に比べ、硫黄酸化物の排出量がほぼゼロ、窒素酸化物は80%削減され、CO2排出量も30%少ない。環境負荷の小さいLNG船は今 ...
船舶用ポンプ大手の大晃機械工業(山口県田布施町)は脱炭素対応の船舶向け製品を開発した。液化天然ガス(LNG)に対応した燃料ポンプの販売を始め、今後はアンモニア向け製品を投入する。海運業界でも脱炭素の取り組みは広がっており、拡大が見込める市場を開拓する ...
商船三井グループのフェリー・RORO船社、商船三井さんふらわあが運航するLNG(液化天然ガス)燃料フェリーが4隻体制になる。2023年に就航した大阪―別府(大分県)航路の「さんふらわあ くれない」「さんふらわあ むらさき」に続き、25年には大洗(茨城県)―苫小牧(北海道)航路に「さんふらわあ かむい」「さんふらわあ ぴりか」を投入。環境負荷が低いLNGを燃料に利用できる船舶を導入し、内航フェリー… ...
主なトピックスとして、インドネシア国営会社と液化CO2・LNG輸送で船舶管理会社と協業の覚書を締結したことや、世界初の商用のアンモニア燃料タグボート完成、アンモニアサプライチェーン確立に向けた施策などを挙げている。
「スーパーサイクル(長期好況)」の軌道に乗った韓国造船3社が13年ぶりにともに黒字を記録するものと予想される中、造船業界が環境にやさしい船舶を前面に出して今年も成長勢を続けるだろうという分析が出た。
北海道ガス(札幌市、以下北ガス)は7日、苫小牧東港区にカーボンニュートラル(CN、温室効果ガスの排出ゼロ)拠点を整備する検討を始めたと発表した。新たな天然ガス(LNG)基地を建設する構想で、水素や合成メタン(e―メタン)など次世代技術の導入も目指す。
韓国は去年、半導体が好調だったことなどにより輸出額が過去最高の6838億ドルとなりました。 韓国産業通商資源部が1日、まとめたところによりますと、去年の輸出額は6838億ドルで、前の年に比べて8.2%増加しました。 これまでの最高だった2022年の6836億ドルを上回りま ...
欧州連合(EU)で1日に発効した海上輸送の二酸化炭素(CO2)排出量削減に向けた新規制「FuelEU海事規制」について船舶仲介業者2社は、海運コストの増加につながる一方、代替燃料を使う船舶は恩恵を受けるとの見通しを示した。
シンガポール海事港湾庁(MPA)は12日、シンガポール港内での液化天然ガス(LNG)の海上再積載と船舶燃料のEバイオメタン(再生可能 ...